クリスマスの翌朝
裏天満です。
おチュウはいつもの病院へ薬を貰いに行き、界隈を歩いていました。
すると、すでに正月飾りの一式を売る露店ができているではないですか
ほんの半日前にはクリスマスのチキンを売っていた辺りが
朝日がのぼるとすでに正月の雰囲気が漂っている。
その変わり身の早さに、日本の否大阪のすごさを垣間見たのです。
やはり商売の町は健在でした。
ここには余韻に浸るなんて、そんなゆるあまの時間的余裕なんかありません。
一つのことが終われば、その瞬間次の商売に瞬間移動しているのです。
おチュウは大阪の人々の底流にあるエネルギーのすごさを実感し、
東京志向が強まり、衰退する大阪の将来を憂う昨今の風潮を一蹴してしまうような感覚を覚え、
少し安心しうれしくなりました。