熱燗の季節近づく

飲みに行きました。

焼き鳥主体の居酒屋です。

いつも通り生ビールを飲み、

次は ——-、

つい“熱燗”と言ってしまいました。

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これが一か月前だったら、

何の躊躇もなく“ビールもう一杯”、

と言うはずです。

朝夕冷え込むようになり、

連日この秋最低の気温を更新し出しました。

夕暮れが目立って早くなり、

陽が沈むと、風が冷たく感じます。

すると、

みるみるうちに熱燗の記憶がよみがえってくるのが不思議です。

日中はまだ20度を少し超え、

秋本番です。

本格的な紅葉もまだ少し先かもしれません。

その先には冬将軍が北風を運んできて、

あっという間に今年もあとわずか

と言い出すのが目に見えています。

何となく、ざわついた空気が世の中に漂い出し、

今年の重大ニュースと言い出し、

今年を振り返り始めます。

そんな定番の時間の流れの始まる少し前、

冬への入り口は、

まず熱燗を思い出すところから始まるのかも知れません。


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