ゆく川の流れは絶えずして
本日、雇用保険の初認定日
ハローワークへ
勝手がわからず、
遅れたら大変と朝早めに家を出たら、
懐かしの通勤時間帯に遭遇してしまいました。
人の流れに身を委ね、
足早に過ぎゆく人々の
後姿を追いながら、
この途切れない流れは
人という均一なものの流れでも、
個々は
異なる人生を持った別々の要素なんだなあと、
そんな当たり前のことを確認しながら、
ほんの少し前までの自分の姿を重ね合わせていました。
おチュウには
過ぎ去りし日々を思い起こす状況ですが、
この人々は
今日もこれから長い戦いが始まるのです。
その決意と緊張感が
足音の力強さとして伝わってきました。
おチュウの足取りは ——-。
たぶん川面に浮かぶ浮草のごとく、
水たちの流れに乗って運んでもらっているかのようです。
ところで、認定はいとも簡単に終了してしまい、
すごすごと帰途についたのでした。