吹き溜まり

とある北風の強い日

公園横の歩道を歩いていると、

落ち葉が大量に集まっていました。

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いわゆる

吹き溜まりを形成しています。

本来は、

夏場働いた木々の葉っぱが、

その役目を終えて、

来るべき冬に備えるため、

木が身を切って体から振り払ったものです。

でもその落ち葉たちは、

風に乗り一か所に集められたのちも、

長い年月をかけ土に戻り、

腐葉土となって、

再び木々の成長を別の形で支えて行くのですが、

このように舗装された路面の吹き溜まりでは、

葉っぱたちは、

これで上がりとなり終わりです。

ただのゴミなのです。

これでは、

木たちも夏場働いてくれた葉っぱたちを

秋になり用がなくなると、

身の安全のためにただ切って捨てただけとなり、

木自身へも養分として循環してくることなく、

いずれ土も痩せて、

木自身も痩せていくのかもしれません。

おチュウは、足元に捨てられた葉っぱたちの

行く末を思い、

もっと葉っぱたちの力を発揮できる仕組みがないものか、

そう考えていました。


日常

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