酒場の時間の進みはなぜ早い?

世の中どこも同じ時間の進みではありません。
取り分け酒場の時計は酔えば酔う程進みが早くなります。

席に着いた頃は、隣の人の話が気になるけれど、
アルコールが回るにつれ自分たちの話に入り込み、
有る瞬間を越えると、
周囲の人たちの話が入って来なくなります。

そのころから時間の進みが早くなりはじめ、
時計を見るたびにもうこんな時間だ。

そして、気がつけば日を跨いでしまっているということに!
で、やっと冷静に 周囲を見渡すのです。

すると、一気に周りの飲んだくれの会話が耳に飛び込んできて、
うるさいのなんのって、
でもこんな雰囲気好きです!

対照的に中央では
板さんが寡黙に自分の世界に浸っている。
ご苦労さん!
もう帰りますから!