意外と季節感を感じさせてくれる場所

それは公園ではなく散歩道でもありません。
ときどき利用するファミレスなのです。

季節を先取りし、
四季折々の素材を使った料理で勝負しようと、
あちらこちらのファミレスがしのぎを削っています。

おチュウたちはなにげに店内に入り、
窓側の席に座り外を見ると、
牡蠣料理ののぼりが立っているのです。

そうか! もう秋も深まっているんだ とか、
しみじみ感じてしまう。

紅葉や落葉で秋を感じるのではなく、
牡蠣料理のファミレスののぼりで秋を感じ、
秋には秋の体質を自分で作ってしまう。

なんかこう情けない気もするんだけど、
まあ、現代社会においてはそんなもんかもしれません。