マスコミ報道と刺身

このところ何となく刺身や寿司を食べる機会が減った気がします
特に嫌いになったわけではありません。
寄生虫のニュースが流れ始めてからなのかもしれません。

別に昔からいたものだし、
感染した魚が増えたというわけでもなく、
魚を食べ続けて60年間一度も被害に遭ったわけでもありません。

被害が増加しているというのも、
報告義務が厳しくなったのが原因とも言われています。
でもイメージというのは恐ろしいものです。

魚に対する取扱いの厳しい日本で、
被害の頻度も確率からいえば極めて低くて、
未だに町内の福引さえ当たったことのないこのおチュウが、
自分も被害に遭うのではないかというイメージが出来上がり、
なんとなく好きな刺身から遠ざかってしまう。

そして、
つい焼いたものを注文してしまうのです。

マスコミ報道に踊らされていることはわかりつつ、
ついつい影響を受けているおチュウ自身が歯がゆくもなるわけです。

別に刺身食べなくても死ぬわけではないし ‥‥
この感覚がいけないのです。
今こそどれだけ刺身が好きなのか試されているような気がします。

60年間一度も被害に遭ってないのにねえ。