山村の新聞屋さん

奈良の山間部を歩いていました。
晩夏の夕刻です。
険しい山道を登ったかと思うと、今度は急な下り坂

膝ががくがく
折しも西日を受け、服は汗でぐしょぐしょ
宿はまだかあ!

ふと遠くにいろんな看板が並んでいる
ちょっと不思議な建物が見えてきました。
近づくと全部新聞社の看板です。

さび付いてほとんど字が見えなくなっているものもあるけど、
おチュウが知っている新聞社がほぼ並んでいます。
中には知らないものも ‥‥

新聞販売所であることは理解できました。
でもこれだけ看板があるということは、
この辺じゃ販売所はここだけなんだ。 きっと

面白い光景に写真を一枚
うーん。しかし‥‥
この険しくも細く曲がりくねった山道の各所に点在する家々
毎日朝夕配達ですか ‥‥、大変だ

独占企業?
生活は安定してる?
でも、その厳しい労働を容易に想像できてしまうわけです。

だって、おいしい商売だったら俺もやろうという人が出てくるはず。
それがそうじゃないことを看板は物語っている。

それに、今さらやめるわけにもいかないのかも。

とにかく、
皆様方にニュースをお届けしようという
その熱い使命感に脱帽しました。