魚らしきアート作品に立ち止まる

以前バスツアーで山陰のとある宿を訪れた時のことです。

ガイドの説明に従い古い町並みを歩いていたのですが、

ある家の軒先に魚に似た作品がぶら下がっていました。 🙄 

いや、その前に‥‥

これを作品と呼ぶのかどうか、更に進んで芸術性のあるアートと認めるのかどうか

おチュウはしばし立ち止まったのです。

形状は明らかにウマヅラハギでしょう。

木のねじれ具合から察するところ、根っこの部分でたまたまこのようなものを発見し、

作者?がさらに具体化するために目などを簡単に彫り込んだのではないか?

だとしても、これをアートと称する価値があるのかどうか 😐 

少なくともツアー客はこんなものどうでもいいという感じで先に行ってしまいました。

おチュウのみ、しばし眺め、そしてかつて磯で釣り上げたウマヅラハギを思い出し、

四国で暮らした日々に思いを馳せたのです。

作者がどういう意図でこれを作製し、軒下に吊しているのか知るよしもありませんが、

少なくともかつて暮らした遠くの町での記憶をこのウマヅラハギがたぐり寄せてくれたことは紛れもない事実

そのことをもって、おチュウはこれをアート作品と認定したいと思いました。


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