おチュウ、出し抜かれる

つまらん話ですが、
先日ゆうチュウさんと二人で
とある国民休暇村に出かけたときのことです。

その日は平日ということで、
若者たちの姿は少く、
でも爺さん婆さんは暑さにもめげずに大挙参集しておりました。

食事時のことです。
バイキングでしたが、
時間の少し前レストランに到着
すでに十人以上がうろうろ。
ところが皆さんの動きが鈍い。
お体がご不自由なのでしょう。
そう思い、
時間になりドアが開き
おチュウたちもゆっくり中に入ろうとした瞬間、
方々があっという間にわれ先にと入り口に殺到し、
あっさり先を越されてしまいました。

また、チェックアウトも終わりロビーで送迎バスを待っていた時のことです。
お体のご不自由そうな老夫妻が何組もソファーに座っていたのですが、
立つのも大儀そうな様子。
そうこうする間にマイクロバスが到着、
おチュウたちがゆっくり行こうとすると
ほぼ同時に
ご老人たちは一気にバスに殺到
その素早さに再び後れを取ることに ‥‥

感心したのは、
その瞬間の身のこなしの速さです。
というか、
何だったんだ。それまでの鈍い動きは!

まあそんな感じです。
さすが80年余りこの世知辛い日本で生き抜いてこられた方々。
おチュウたちはまだまだ若いということが分かった次第です。

別にいいんだけどね。
ちょっと食べるのが後になったり、
バスに乗るのが後になるくらい。

でもなんかこう ‥‥、出し抜かれ感があり、
相手の策にはまってしまった感もあり、
ちょっともやもや。