和歌山県紀美野町にて感じたこと

先日知人夫妻の招きで故郷海南に帰りました。

この時期知人宅のバラが満開になり、
ゆうチュウさんと毎年招待を受けるのです。 😀 

その折昼食を紀美野町にあるレストランでとることになり、
知人の車で出かけました。

シェみなみという店ですが、
この辺では有名なフレンチレストランのようです。

山間部の奥まった位置にあり周囲に人家は一切ありません。

車道は急速に整備されつつあるようですが、
以前は田舎道の悪路が続いていた痕跡を随所に感じます。

このようなところによくレストランを作ったものだと驚きですが、
とにかくここで数十年間営業を続けているわけです。 😯 

それはさておき自然豊かな山中で知人夫婦とおチュウたちは昼食を取り、
楽しいひと時を過ごしました。

帰りがけに庭に出てみると
遠く眼下には集落がありぽつりぽつりと家が点在していました。

その光景を見た瞬間、
高校時代この地から同級生たちが通学していたのを思い出したのです。

この辺りは通学区でも外れの外れであり、
高校まではとんでもない距離があります。

悪天候の日でも平気な顔で毎朝やって来ていたことを思い出し、
その逞しさを実感し改めてその強さに驚嘆したのですが、
眼下の集落にかれらの実家があるのやも知れません。

そう考えると、半世紀近く時が過ぎているとはいえ、
今その友人たちが横に立っているような感覚を覚えたわけです。 😕 

もっとも彼らは若いころこの地を離れ、
今では都会に根付いてしまっているのですが ‥‥


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