奈良漬の思い出

おチュウは奈良漬なるものの、歴史や製造工程などは詳しく知りません。

たぶんネット検索すれば、

うんちく含めたちどころに情報は得られるでしょう。

それはこの後にするとして

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とある土産物店の前を通りかかりました。

店頭の木製の奈良漬表示は如何にも歴史を感じさせるものがあります。

これが奈良にあると、

それだけで千数百年の感覚で見てしまうのが不思議です。

小さい頃、

おやじの酒の肴やお茶漬けの添え物として、

食べた記憶がありますが、

その酒臭は苦手でした。

それが不思議と今では好物の一つです。

世の中にはからっきし下戸の人もいらっしゃります。

おチュウの大学の先輩もその一人で、

酒宴なのにお茶を片手に料理を食べ続ける姿を思い出しますが、

ある日うっかり奈良漬を口にしてしまい、

顔を真っ赤にしながら実験することに ——、

指導教官にひどく叱られてしまったのです。

あの人はどうしていらっしゃるのだろうか?

そんなこと考えながら帰宅

ふと奈良漬食べたいと思い、

買って帰ればよかったとちょっとだけ後悔した次第です。


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