野球は誰のもの?

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休みともなると、

公園では野球大会が開催されています。

多くは少年野球です。

おチュウも時々観戦し、

有望な子供はいないか探してみたり、

技術レベルを監督目線で見たり、

それだけでも楽しみです。

別に野球をやっていたわけではないし、

単に見る野球が好きなおじさんとしてです。

ところで、

必ずユニホームの子供以上に

取り巻きの大人の数が多いのに

驚かされます。

お父さんやお母さんも

せっかくの休みなのに

朝からたいへんだなあ!

いやいや、

あの大人たちの笑顔を見るにつけ、

ひょっとして

大人の方が楽しみなんじゃなかろうか?

そう感じることさえあります。

親は子供の夢を叶えるために奔走しているのか?

子供は親の楽しみの道具なのか?

おチュウにはよくわからなくなってしまいます。

たぶん両方なのだと思います。

おチュウもかつて

野球じゃなかったけれど

家族であちこち出かけました。

でも言えることは、

こんなことやれるのは今だけなのです。

時期が過ぎると、

子供は巣立ってどこかに行ってしまいます。

今この瞬間を楽しんでください。

そう思いながら、

おチュウは今日も遠くから見ています。



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