ここは大阪だと実感する瞬間

街並みや道行く人の服装などを見ているだけでは、ここはどこなのかわからなくなることがありますが、ここは大阪だと再認識させてくれる瞬間があります。広告などに何気に書かれた大阪弁。大阪名物の看板に使われるとさらに威力を発揮している。

 デパートやモールに出かけても、東京や海外から進出してきた有名専門店やチェーン店の多さに驚く。しかし、住んでいる人は大阪人に変わりありません。その結果、販売方針がなにわの嗜好を読み切れず、短期間に店じまいをする店やデパートを見かけたりします。

全体的に大阪色が薄れていっているものだから、一瞬ここが大阪なのか東京なのか別の都市なのか。そんなことを感じるおチュウではあります。

 ところが、何気に街の看板を見ていると、大阪弁でちょっとしたフレーズを書いている店を見かけます。そんな店に限って大阪名物を販売していることが多く、その文字を目にした瞬間、おチュウは今大阪にいるんだとの認識を強くするわけです。

 

一方で、故郷和歌山のバス停にはこのような広告があります。これを理解できる人は恐らく和歌山の地のもん以外さほど多くはないはず。

危ないさかい走行中や信号待ちで座席写らんといてや

あわてやんでゆっくり降りたらええわよお

こけて骨折する人がいに増えてきちゃーるで

いごかんとじっと座ってるしか安全やし

おチュウには分かります。

18歳で和歌山を後にして、すでに40年以上。でも生まれ育った土地の言葉はイントネーション込みでDNAに浸み込んでいて、決して消え去ることはないのです。が、別にこれ標準語でもいいのでは?その方が分かりやすいのに。と、ふと感じたりもする。

 でも、注意喚起している対象者は、ほぼ和歌山で今まで生きてきた年配の人かもしれない。消えゆく地方なまりにどっぷりつかった人たちだから、親近感を持って読んでくれるかもしれません。

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