オオカミの末裔

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何ともユウモラスな後姿です。

最近この手のトイプードル的系統が大拡散しています。

おチュウの小さい頃は、

スピッツが幅を利かせていました。

何度か飼ったことがありました。

白毛で気品のある風貌でしたが、

キャンキャン良く吠える犬でした。

ほんの数十年の間に、

犬の世界も人間様の趣味に合った形に

どんどん多様化し勢力図が変わっていくのに

ただただ驚くばかりです。

わずか1万5千年前に、

オオカミが家畜化された動物なんて信じられません。

性質も形体もあまりに変わってしまっています。

それだけ遺伝子変異の速さを実感します。

それは犬だけではありません。

世の中すべての生物、

人も例外ではないでしょう。

数百年後の世界は、

人も犬も相当変わっていることでしょう。

残念ながら、

おチュウは見届けることはできません。


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