是より下流
ある日おチュウが
淀川の土手を散歩していたときのことです。
“是より下流”なる文言が目につきました
ずいぶん風雨にさらされたかのような
傷み具合で、
人工物でありながら
すっかり周囲の自然に溶け込んでいます。
何を基準に下流と定義しているのでしょうか
おチュウには分かりませんが、
どうしても決めておかなければならない
事情があるのでしょう。
すぐ近くに、
L10.0なる印もありました
河口から10キロメートル地点
ということだそうです。
世の中、こまごまとしたことで
まだ知らないことが
たくさんあります。
知ったから、
人生が変わるというものではありません。
一つ賢くはなります。
でも、
大したことではない。
知ろうとしても
残された時間以上に
知らないことが多すぎます。
本当に知りたいことは何か