夏の自然に触れるために山野を放浪しました。
奈良県の近鉄榛原駅から車で30分程度入った地域です。民家が点在していますが、緑に埋め尽くされたように見え、道を歩いていても人に会うことはほとんどありません。
先週までの土砂降りとは打って変わり、朝から晴れ間がのぞき梅雨明けとなりました。途端に太陽光が容赦なく照り付け、高温多湿の環境に身を置くことになります。
これが日本の夏ですが、この歳になると結構こたえます。

◎奈良県榛原の山間部にて

 


◎梅雨明け翌朝

池は無風のため鏡のように穏やかで、背後の山と空を映し出しています。

 

◎ハグロトンボ
パラパラパラと羽を動かし、ゆっくり飛ぶ。しかし、近づくと突然俊敏に!

 

◎モンキチョウ

 

◎田舎道を行く
めったに車は通らないので、振り向くと郵便の車だった。

 

◎ノカンゾウの花
一面の緑は一見単調になりがちだが、ノカンゾウの花がアクセントになる。

 

◎ベニシジミが羽を休めていた
春夏問わず、街中でも公園などで姿を見ることができる。

 

◎ギンヤンマ(メス)が栗の幹で暑さをしのぐ
メスのギンヤンマではないかと思う。カトリヤンマかと思ったが、頭部の色が違う。そうすると、ギンヤンマしか残らない。

 

◎孤高のシラサギ
田んぼには餌になる小魚や虫が多いのかもしれない。あちらこちらでシラサギをよく見かけた。

 

◎オオシオカラトンボ
シオカラトンボに比べ全体的に青色が濃く、夏空にマッチした色合いだ。
メスは全身黄色でムギワラトンボより色が濃く鮮やか。

 

◎白くてきれいな花が咲いているが名前は知らない

 

◎コミスジ
ひらひらと飛ぶさまを見るにつけ、山間部に来たのだと実感する。

 

◎アカタテハ
淀川河口などで見かけるヒメアカタテハに比べ、ひと回り大きく色が濃い。