かげろひの里

続・宇陀の旅です。

山奥に温泉があり、

二泊三日ゆっくりしてきました。

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丸一日何も考えず、

一人で畳の部屋に寝転んで、

ヒグラシやニイニイゼミの声を聴きながら、

じっとしていました。

心地良い風が部屋を流れ、

小さい頃の田舎の実家を思い出しました。

心の洗濯とはこのことかもしれません。

気が向けば温泉につかり、

でも真夏でくそ暑いのですぐに出ては、

部屋でぐったりし、

体が冷えればまた温泉へ。

この上ない贅沢かもしれません。

体から都会の毒素が流れ出し、

代わって空の青さと山や田圃の緑が

体の奥に浸みこみました。

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