地面には無数の穴が!
ここから這い出てきたのだな。
しかし、この間隔
さぞかし地中では押し合いへし合いの生活が、多年に渡り続いたのだろう。
近所付き合いも大変だったのかもしれないなあ。
幹を見ると、無数の抜け殻がへばりついている。
われ先に、の感が。
無事羽化したようだ。
全部殻になっている。
この大合唱を聞くにつれ、解き放たれたすがすがしさを感じるね。
そう思ってさらに別の木を見ると、
成虫がこれまた所狭しと幹にくっついている。
地面に目を移すと、早くも一生を終えたセミが。
セミ社会にはセミ社会の厳しさがあります。
まだ人間でよかったのかも知れません。
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