フクラスズメ
右手に竹やぶが迫る薄暗い山道を登っていくと、
突然視界が開け、
前方にイラクサの大群生地が出現しました。
少し行くと、
フクラスズメの幼虫が大発生していて、
片っ端からイラクサの葉を食べていました。
フクラスズメといっても、鳥ではありません。
蛾です。
これほどおびただしい数を目の当たりにしたのは初めてです。
ちょっと目につくだけでも200匹以上はいますねえ。
面倒くさくなって、
数えるのを途中でやめてしまいました。
気の毒に —–
茎の部分を残して丸坊主状態となっています。
“もうこれくらいにしておいてやれよ” ←心の叫び
成虫は全身こげ茶色で、
見た目地味な冴えない蛾だけど、
幼虫は派手な装いですねえ。
目立ちすぎだろう。