スイスイの思い出
大川の遊歩道
右手の川を見ながら散策していました。
すると、
左手前方の草叢にピンク色が —-、
注視すると、
スイスイの花が咲き誇っているではないですか。
なかなか大きな花です。
葉っぱも大きく、
良く肥えた土壌なのでしょう。
その見事さに思わず近づいていました。
通常は庭などにひっそりと生えています。
雑草としては一流で、
葉はすぐに茎から抜けてしまい、
残った地中の球根からほどなく生えてきます。
子供の頃、草むしりで苦労したのを思い出すなあ。
芝の間に生えているスイスイを、
球根まできれいに取るのは至難の業でした。
ところで、葉を使ってよく遊んだものです。
三つ葉の根元から茎の部分をはがすと、
葉っぱに芯がついた状態で残ります。
芯の先端を持ち葉っぱを垂らした状態で、
各々のスイスイを絡み合わせて引っ張り合い、
ちぎれた方が負け。
単純明快な遊びをよくしたものでした。
このスイスイで勝負したら、
多分優勝だろうなあ。
気がつけば、
おチュウはそんなことを考えていました。
正式名はイモカタバミです。