薬師寺における残念な景観
先日 薬師寺を訪れたときのことです。
玄奘三蔵院伽藍を拝観し、
次の白鳳伽藍へと行く途中、
連絡口があり、
崩れかけた壁(写真)を目にしました。
所々ではがれ、
このままでは近い将来確実に崩壊するでしょう。
如何にも長い年月放置されてきたように見えます。
なぜ修理しないのかと思った次第です。
荘厳で鮮やかな金堂や大講堂などもちろん見事な建造物ですが、
境内すべてのものを含んでの薬師寺であって、
内外の観光客は文化財だけを見に来るわけではありません。
薬師寺の境内にあるすべてがいにしえの雰囲気と仏教に触れる対象のはずです。
おチュウは強く思いました。
予算がない?
しかし、あれだけ壮大な建造物を改築できる予算があれば、
せめてこの土塀の壁ぐらい塗り替えるのは可能では?
結構な拝観料も払いました。
捻出できるはずです。