再び大みそか、近づく!

またあの悪夢がよみがえるのです。

数年前、

新年を迎えようと旅館を予約し、

決して安くはない宿泊費を払い込み、

意気揚々と出かけた日のことを ——

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部屋に通されて目にした光景は、

何の説明もなく

テーブルに置かれたカップ麺2(写真はその時のもの)

これ食って年越せというんだね!

思わずゆうチュウと顔を合わせ、

沸々沸き起こる憤り、絶望感、落胆、いろんなものが詰まった感情 —–

一応料理自慢の温泉宿という触れ込みだったのだが —–

毎年大みそかになると

必ず思い出す忘れがたい思い出です。

でも、

後々まで思い出すのは、

楽しかったことよりも、

案外このようなあり得ない出来事の方が

鮮明に記憶に残るのかも知れません。

良い思い出ではないけれど、

なつかしい経験にはなりつつあります。

毎年一年に一度思い出し、

二人で散々けなして すっきり新年を迎えます。

おチュウたちの年中行事になりつつあります。

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