今まさに
シャッターが上がっていきます。
しかし、
もう少し寝ていたい!
あと五秒
とかそんなことはロボットの世界にはないけれど
思わず子供の頃の
布団の温かさを思い出してしまう。
寒い朝とか、特に —–
ペッパー君も
疲れているのかも知れません。
でも現実は厳しい!
無情にも
電源の入る瞬間が
刻一刻と迫っているのです。
あと一秒でいいから寝かせてくれ!
担当のお姉さんが
ニタッと笑い
プチッとスイッチを入れる。
おチュウには分かるのです。