僧侶の願いは

Exif_JPEG_PICTURE

もうずいぶん以前から、

一心不乱にお経を唱える僧侶を目にします。

不定期に街角に立ち、

暑い日も寒い日も

前方を見つめ唱え続けているのです。

道に落ちているゴミを

拾っていることもあります。

僧侶の目的とは?

おチュウには知る由もありません。

年の瀬の寒い日に

100円玉を僧侶の持つ鉢に入れたことがあります。

すると、一瞬お経を止め、

強く大きな声で

良いお年をと一言返してきました。

それっきりまたお経です。

修行の一環でしょうか

よく見ると笠はほころび

厳しい日々の鍛錬の果てなのかもしれません。

緩いおチュウとは別世界の方です。

何を唱え続けているのか、

その目的は如何に?

もうかなりのお歳のようなので、

しばらく見かけないとちょっと心配になり、

久しぶりに見かけると

ちょっと安心し、嬉しくなるのです。



イベント

前の記事

天神祭り船渡御
日常

次の記事

大道芸人