大道芸人

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ピエロ姿の風船アーテイストなのか?

余り人通りの多くない

飲み屋街の片隅の

薄暗く目立たない場所で

黙々と風船アートに挑む姿があります。

特に人を呼び止めるようなこともせず、

ひたすら風船と対峙する。

目的はなんだろう?

おチュウは不思議に思い

しばらく観察していましたが、

結局いつまでたってもそんな調子で、

人は寄り付かず

それを期待している様子もなく、

時間ばかり過ぎて行き ——-。

馬鹿らしくなって帰ることにしましたが、

まあそういうことでした。

この話に、

特に落ちがあるわけでもありません。

ただ前方に映っている

セーラー服と初老のおじさんの後姿が

少し気になりましたが ——-。



日常

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