夢のあと
備中高松城跡を訪れました。
もう数週間前のことですが、
けっこう暑い日の午後のことです。
有名な水攻めがなければ、
なんてことはない田舎の城で終わっていたことでしょう。
歴史とは不思議なものです。
ここから秀吉の中国大返しが始まり歴史が動いたのですから、
夏の日の静まり返った風景を見ながら
おチュウは遥か昔に思いを馳せたのでした。
しかし、驚いたのは
近くの老舗らしい店に
水攻め饅頭という驚くべき名前の
名物があると聞き立ち寄りました。
これも水攻めがなければ
普通の饅頭屋さんで終わっていたことでしょう。
さらに驚いたのは
水攻め音頭というのがあるらしいのです。
近くの資料館での話ですが、
内容は城主・清水宗治を称える内容のようで
少しホッとしました。
こののどかな景色は
当分変わって欲しくはないと思いました。