時の流れに身をまかせ

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秋空のもと淀川べりを歩いていると、季節が進んでいるのを実感するこのごろですが、

おチュウはふと我に返ります。

 

おチュウの周りには、親しい人が何人もいますが、いつまでも同じメンバーがいるわけではありません。

人口減少が報じられている日本の昨今ではあります。

ただ、それは集計結果であって、はるかに多くの方々が姿を消し、また同時に新たに生を受け人々が出現する。

その総計として、日本では少しずつ人口が減少していると表現されているに過ぎないのです。

 

そうして、1年、5年、10年 —–

おチュウの周りから多くの親しい人がいなくなることでしょう。

と同時に、新しい人々がやってきます。

そのうちにおチュウもこの世から消えていく。

その日は必ずやってきます。

明日かもしれません。いや、まだ数十年の時間があるのかも知れません。

でもそんなことはわからないし、どうでもいいんです。

その時が来れば、去って行くだけです。

 

そして、1年、5年、10年 —–

何かの機会におチュウというちっぽけな人間がいたこと思い出してくれれば。

でも、おチュウを知っていた方々も、いずれはいなくなる。

それはそれでこの世界が続いている証拠なのですから。

その頃には、次の新たな方々がそこにはいます。

それでいいんです。

また、今日から ——-

 



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