アンパンマンと厳冬の朝

山間の朝

おチュウは帰途についていました。

坂を下っていくと、

左手に古い民家が目に留まりました。

 

生垣の上部は霜が降り真っ白

緑との対比が面白く写真を一枚!

 

あれ?

目線の先にアンパンマン

しかも、けっこうデカイ!

おもちゃ屋の店頭に置いていそうなぐらいの大きさです。

 

けっこうお金持ちのおじいちゃんが孫のために

金に糸目を付けず買ってしまって、

その時は孫も喜んで、

“じいちゃん有難う”

“いいんだよこれくらい”

なんて言ってよかったんだけど、

そのうち孫は見向きもしなくなり、

じいちゃんもどうしようかと扱いに困ってしまい、

とりあえずここに置いてけとなって、

今に至る。

という物語を想像してしまいました。

 

この辺りでふと我に返り、

そうだ電車の時刻だと思い急いだのでした。