風雪に耐えたパンダ
全身傷だらけのようです。
おチュウの近くに巨大マンション群があり、
もう古い建物で数十年の月日が経っています。
その一角に木々に埋もれたように辺りに同化した空き地
昔はそれらしき公園だったのかもしれません。
子供たちが立ち寄り遊戯したのでしょう。
そこにパンダたち
今はもう見向きもされていないのかもしれませんが、
なんとなくまだ愛嬌を振り向いているような気配もあり、
でもこの傷み具合が何とも言えない寂しさを漂わせ、
むしろ見る者に哀愁を感じさせる。
実際、動物ではないんだけど
動物の格好している置物だけに
そこは何とも違和感を覚えてしまうのです。
置き去りにされてしまった悲しさというか —–
時間が止まっているようです。