彼岸花とコオロギ

どこに住んでいようと彼岸花の赤は目を引きます。

草むらを赤く染める彼岸花は壮観ですが、
街中の片隅に咲く一輪の花もそれなりに風情を感じます。

むしろこちらの方が花の実像が強調され存在感が増しているのかもしれません。

どこからともなくコオロギの鳴き声が聞こえてきました。

突然、子供のころの田舎の光景が頭を過ぎります。 😐 

あれは秋分の日を迎えるころ、
黄色くなった田んぼを取り囲むように赤い花が咲き、
辺りはコオロギの鳴き声で満ちていました。

そこには人工的な音声はなく‥‥。

随分生活環境が変わってしまいましたが、
秋を感じさせてくれる花は依然として健在のようです。

そして、か細い鳴き声も‥‥


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