酒を飲まなくても良い生活-禁煙との類似性

目次

禁酒したことで気付いたこと

 以前本ブログにて突然酒が飲みたくなくなったことを報告しました(→こちら)。

しかし、その後回復し再び飲み始め今日に至っています。

飲まない期間は2ヶ月ほど続きましたが、体重も減り体からアルコール分も抜け、ちょっとした修行明けのような清々しさを味わうことができました。

内臓脂肪は減りませんでしたが、要は健康であれば良いわけです。些細なことは気にしないようにしました。

ところで、その後あの清々しさが忘れられなくなり、酒を飲まない日もあって良いのではないかと思うようになりました。

酒を口にするとどうしても酔って眠たくもなります。

若いうちは良いのですが、還暦も過ぎますと体力も落ちています。その結果、すぐに横になり寝てしまうのです。

如何に残された時間を有効に使えるか!

そこで、飲まないと決めた日には頑なに飲まないことにしたい。では、楽して飲まないようにするためにはどうしたらよいのかということですが‥‥。

無理に我慢すればストレスが溜まり、却って肉体的にも精神的にも良くありません。

そこで、自分なりに試行錯誤を繰り返し、一番無理なく飲酒を思いとどまる方法を見つけ出しました。

短期の禁酒方法

基本的に、おチュウはビールや酎ハイを好みます。

でもよくよく考えますと、ビールや酎ハイのアルコール成分以上に、炭酸が喉を通過するときの刺激が好きだということに気付きました。

酔いはしばらく経ってからやってきます。良い気分になるためには、少々時間をかけなければならないのです。

そこで、炭酸水を食事の前にコップ一杯飲むようにしました。すると、けっこう喉がすっきりして、もう一杯!

でもアルコールが入っていないのでそんなに飲めません。すぐに腹が張ってしまいます。

すると、そこそこの満足感が得られ、ビールから少し意識が遠のきます

そこで普通に食事。満腹になれば酒のことなんてどうでもよくなります。

食事終了。ということで、酒を飲まない日を作ることに成功しました。

長期の禁酒方法

さらに、一定期間禁酒するにはどうすればいいか?

ビールや酎ハイが家にない状態を作るわけです。

すると、心の中に諦めムードが芽生えます。

冷蔵庫にビールのある状態は、手を伸ばせば飲めるという葛藤を生み迷いが生じます。

すると、どうしても精神的に疲れてしまいます。これは別にしなくてよい迷いです。

時間の無駄であって、自分にストレスをかけさせないことが肝要です。

食前の炭酸と併せれば、一定期間酒から遠ざかることはそんなにむずかしくはありません。

ただ、アル中ではないんだし、そこまで自分に禁酒を課する必要性も感じません。

禁煙との類似性

かつて、たばこを止めるときにも似たような方法を取り入れました。

実は長年ヘビースモーカーだったのですが、禁煙を実行するためにまず視界からたばこを消すことにしました。

吸いたくなったら水を飲む

口に何か入れるとその感触で、たばこを吸う感覚から少しだけ離れることができます。

ただし、カロリーのあるものを口に入れては駄目です。

飴をなめすぎて糖尿になった人を知っています。

水を飲むことで、吸いたいという誘惑レベルが低くなり、ある閾値以下になると我慢することができます。

で、たばこを見ないとその存在を忘れている時間も長くなり、その延長線上にたばこのない生活があり、さらに続くとなくて当たり前の生活になります。

さらに、その先には吸っていたという事実からも脱却し、喫煙から解放されてしまいました。

20年前の話です。

共通しているのは、手が届く範囲に対象物があれば駄目だということです。

そして、代用できるものを口に入れること、それに尽きます。

 


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