午前4時前の空とコケコッコー
一週間ほど前になりますが、たまたま目が覚め外を眺めると、東の空がほんのり明るく……時計は午前3時53分
その後、程なく梅雨入りしたため、大阪ではしばしこのような明け方の空は望むべくもありません。 😐
ところで、日本昔話で民家に一晩泊めてもらった旅のお坊さんが、
夜中に隣室の物音で目を覚ます。
ふすまの隙間から覗いてみると、婆さんだった主人は山姥で、包丁を研いでいた。
このままでは殺される!
命からがら逃げ出したが、山姥は執拗に追ってくる。
必至に山中を逃げ惑ううちに、遠くで一番鶏の鳴き声が、空を見ると白んでいて……
山姥は舌打ちして去って行き、お坊さんは助かった!
そんな物語を読んだ記憶があって、以来子供心に、明け方の空と一番鶏のコケコッコーに並々ならぬ希望を宿したのですがね。
ただ……、いつでもどこでも夜明けはやって来るのですが、
大阪でのコケコッコーはかなり期待薄で、その点一寸残念!