本格カレー店のカレーライスじゃない食べ物
子供のころのご馳走の一つにカレーライスがありました。
カレーライスの日には、友だちと早めに別れ喜び勇んで帰った記憶があります。
その頃、昭和の40年前後、インドカレー、バーモンドカレー、その後レトルトのボンカレーなど多くのカレーライスが出現!
でも、基本的には味の質は似通っていたので、一応どのメーカーのカレーでも好き嫌いなく食べていましたね。
その構成は、基本的に肉、タマネギ、ジャガイモ、ニンジンにルーを加えたものだからシンプルなものでした。
しかし、いつの頃からか巷では本格的なカレー店が出現、増加の一途をたどっています。時にカリーとも称していますが……
いろんな香辛料を加え、、相当な時間をかけて煮込んだカレーを提供しています。
即ち、これがインドの料理なのでしょう。
小さい頃食べたぼくらのカレーライスとは一寸違う、いやかなり違う!
でも、こちらが本物のカレーだと言われてしまえば、そうかもしれません。
定義の問題で、インドの料理に近いものがカレーだと言えばそうなんだから……
それに比べて、僕らのカレーライスは、家庭でちゃちゃっと作れる程度のものですからね。
ただねえ、問題は美味しいかどうか、その一点に集約されるのです。
最近、近くに本格カレーの店ができ、行ってみましたが……、
それは手が込んでいて、まずくはないんだけど、おじさんの期待していたのとは一寸違うかな?
これはきっと別の食べ物だと思った方が良いんだ!