我慢の限界迫る
あれこれと我慢を強いられる今日この頃です。
たとえば、コロナ感染者急拡大につき、高齢者に外出自粛の要望、猛暑続く中熱中症に対する警戒喚起など……
他にもことある毎に年配者へのオレオレ詐欺注意喚起、外に目を向ければウクライナロシア戦争の戦況を連日大げさに報道し続けるマスコミ、最近では安倍元首相殺害に端を発した旧統一教会の諸問題と国会議員などの繋がりを事細かに放送するテレビ番組……
いちいち真面目に取り合っていれば、情報過多になり神経が持ちません。
それ以前にあんたそれだけ暇なんだよって言われかねない。
なので、適当にスルーしている振りも大切!
つまり、細かいストレスがやって来て、耐えて我慢の連続で……
でもそんな生活を続けていますと、
連日の暑さも手伝って神経がぷっつんしそうなのですがね。 🙁
そんなとき、ある光景を思い出しました!
今年6月に山辺の道を歩いたのですが、ご覧の通り杉の木が斜めに伸びていましてね。
天理の方から歩き出し、桜井の大神神社近くに至ったころです。
元来杉の木はまっすぐ上に伸びていくものですから、何か力が加わって抗しきれなかったのでしょうね。
その角度からいつ倒れて道をふさいでもおかしくない状況に見えます。
実は3年ほど前にもここを通ったのですが、その時すでに傾いていました。
おそらく杉の木はかなり長期にわたり、我慢の毎日なのです。
てっきりもう倒れてしまったか、危険視され伐採されたのではと思っていましたが……
内心そろそろ楽にしてやってくれと思いましてね。
そのとき、実はこの杉だけじゃなく人間の心の中もこんなものかもしれないと思ったのです。
現実は厳しいものですねえ。