運動会の練習風景
久しぶりに扇町公園を横切って歩いていました。
梅田からの帰り、夏場はとても歩く気力もなかったのですが、
さすがにこれだけ気温が下がると歩いてみようという気になります。
すると、公園の端っこで保育園児たちでしょうか、
運動会の練習をしていました。
おそらく来たる三連休のいずれかに開催されるのでしょうね。
しかし、毎年似たような演技の練習をしている気もしなくはない。
ああ、またこれねって感じで歩いていたのですが……
ただ、演技は似ていても園児は別人であることに気が付きました。
そうだった、今年は別の園児たちが新しい経験をしているのだった。
昨年の園児たちは、おそらく無事ハレの日に披露し、父兄の記憶に思い出として残したのだろうな。
もちろん、当人たちも長く演じた記憶を心に刻み続けることでしょう。
ところで、自分の頃はどうだったろうか……
半世紀以上も昔の記憶をたどりましたが、鮮明には覚えていません。
ただ、みんなと踊った記憶は断片的にありました。
たぶんそのような積み重ねが、長い人生の中で拠り所となって自分を助けてくれたのかもしれません。