地域の活性化という戦い
故郷創生だとか、ふるさと納税だとか……
疲弊してゆく故郷をなんとか盛り上げたいという思いがあり、いろいろな試みがあります。
人は誰しも、生まれ育った土地がこの先ずっと元気でいて欲しいと願うものです。
そして、故郷を離れるとより思いが強くなるのかもしれません。
いつも元気な故郷でいてくれれば、そろそろ帰ってみるかと思うでしょうね。
でも現実は非情です。
人口減少、それに働く場所もない、だとすれば高齢化に伴い行く末はすでに見えています。
でも、なんとかしたい!
だとすれば、地域に産業を興し、活性化し、来て貰うしかない。
その手段はたぶんいろいろあるのでしょう。
そこに名物や特産品があれば、それを売りにすることも出来ます。
ふるさと納税も期待できるでしょうね。
ところが……多くの場合、それすらない!
でも、なんとかしなければ!
簡単ではないかもしれません。
そんないろんなことを考えさせられました。
……がっちょの唐揚げ
子供のころ、良く釣りに出かけましたが、何処に行ってもいつ行ってもがっちょだけは釣れました。
クサフグやギンタとならび外道の代表です。
あのヌメヌメした粘液が纏わり付いてきて、持って帰っても嫌がられるだけのがっちょです。
大体はその場で捨てていましたが、あのがっちょが土産になっていたのです!
衝撃でした!
と同時に、見方を変えれば、すべてのものに機会があるということなのかもしれません。
その辺が人間の英知というものでしょうねえ。
とにかく、今言えることは目の前にあのがっちょが有るという事実です。
土産物の中に堂々と鎮座しているという現実に目を向けなければなりません。
がっちょの分際からがっちょさまに変わっていたのです!