眼前の景色は同じでも……

先日宿泊した宿からの景色ですが、

眼前には小島があり穏やかな海が広がっています。

しばしゆうチュウさんと眺めていたのですが、ふと思いました。

同じ風景を見ても考えることは人それぞれのはず

いや、おチュウと同じことを考えているはずがないのです。

ということに気付きました!

 

私はひたすら小島の波打ち際の岩場を見ながら、何処が釣りのポイントとなり得るか……

そこでは、どのような魚が釣れるのか……

そんなことをぼんやりと憶測していたのです。

そして、どのような餌を選択し、釣り竿の長さや堅さ、さらには仕掛けの種類などをいろいろ考察していました。

おチュウにとっては至福の時です。

 

しかし……釣りをやめてすでに20年以上にはなるのですがね。

因果なものです。

染みついた習性というものでしょうか、海を見れば釣りのことを考えてしまう。

そんなに好きならなぜやめたのかって、不思議に思うのですがね。

それが今ひとつ自分でも不明瞭でして……

今住んでいる場所が都会のど真ん中で、釣道具屋が一件もないというのもありますが、

それもその気になればなんとかなりそうで……

海に行かなくても、目の前には淀川がありますしねえ。

自分でもやめた理由がよくわかりません。