感性とかいうどうにもならないもの

自分は他人とは違うと思ったことがあっただろうか……

以前岡本太郎展で鑑賞した作品を見返していたのですが、ふとそう思いました。

たとえば、この魚たちです。

おチュウにはどう逆立ちしてもこのような魚を描けないのです。

自分が魚の絵を描いてみると、その辺の普通の魚になってしまうはずです。

というか、なってしまいました!

 

こんな凄い魚は自然界にはいません。

だから、これは100%オリジナルです、創作品なのです。

そして、ここに唯一無二のものとして価値を見出すのですが、

この色彩やら、異常に大きい目とか……、無理だ描けない!

つまり、そこには型にはまったおチュウという普通の人間が存在している現実を自覚せざる終えなかったのです。