ポイント付与という深慮遠謀にはまる
生活のためにいろんなものを購入するわけですが、
支払いの際に金額に応じてよくポイントがついてきます。
たとえばラーメン一杯食べれ1ポイントとか、500円毎にポイントくれたり、
それでポイントカードにハンコが10個で1回ラーメンサービスなど……
それはそれで有り難いのですが、
有効期間が表示されている場合も多いのです。
すると、残された日数内に10個押して貰い、ラーメンをもう一杯食べたいという心理が発生します。
しかし、いつもその店でラーメンを食べるわけではありません。
しばらくご無沙汰していると残り日数が少なくなっていて、
これは到底間に合わないとなれば諦めるんだけど、
微妙な日数が残っているとせっせとラーメン屋通いをしてしまう。
しかし、考えてみればそれってラーメンが食べたいのではなく、ポイント貰うためにラーメン屋通いをしているわけで……
いや、そのラーメンが美味しいという前提があるのかどうかすら……?
そこは重要ですがね 😯
その店のラーメンは美味しいと一応思ってはいるんだけど、
とにかくポイント10個という達成目標があるものだから、そのうち美味しいかどうかが二の次になってしまう。
ふと気が付くと、俺何やってんだろう?
つまり、無意識のうちに罠にはまっていたのです。
10ポイント付与でラーメンもう一杯という刷り込みにしてやられ、
意識をそのラーメン屋に向けさせる深慮遠謀にはまり込んでいたのに気が付かないのですよね。