水泳の目的
このところ週一で泳いでいますが、年々体脂肪率が上昇しているため、おチュウの体が浮きやすくなっているのを実感しています。
もちろん、脂肪の増えた量は全体的に比重の低下をもたらし、アルキメデスの原理に従い合力がより負となり水面下の体積の低下となって表れてきます。
必然的に水面に出る部分を頭部にしておけば、自然と呼吸ができるわけですから、波間に漂うがごとくとなるのです。
ところが、静止体は遠目には溺死状態に見えてしまう恐れもあり、そこはそこで足や手を適当に時間をおいて動かせば、自然と生きていることをアピールもでき、前に進むこともできます。
つまり、究極の省エネ泳法です。
おチュウはこれを溺死体泳法と呼ぶことにしています。
ついに、楽ちんな泳法がここに完成を見たのです。
しかし、はたと気づくことがありました。
ではなんでスポーツジムにまでやって来て、泳いでいるのかという点です。
そもそも論ですが、ひょっとして運動によって体を鍛えることが目的ではなかったのか?
そうです。ここで省エネしてどうするねん。
ちょっと油断すると、すぐ緩い方に流れてしまうおチュウの体質も要注意!
ということで、省エネ泳法は封印することにしました。