海難 1890
久しぶりの映画です。
和歌山出身者のおチュウとしては是非見てみたくなりました。
ネタバレになるので、
細かい内容は語りませんが、
明治時代、串本の漁民たちがトルコの軍艦の座礁で投げ出された人々を
命がけで救ったという史実に基づいた話です。
和歌山県人にとって一度は聞いたことのある話でもあります。
映画内容とは別に感じたことがあり少し話します。
和歌山なまりについてです。
当然 話の内容からして、
日本人はほぼ紀州弁のオンパレードですが、
そのリアリテイに接するにつき、
むず痒さを感じ、
和歌山育ちであることを思い知らされたのでした。
県内で一生を終える場合であれば
さほどではないかもしれません。が、
外に出て行ったおチュウにとっては、
会話を慎重にさせてきた要因の一つとして、
「だ」と「ざ」の区別ができないこと以上に、
人生に一つの負荷を負ってきました。
それが、
スクリーンからポンポン飛び出てきて、
おチュウの心に刺さっていくのですから、
なかなかハードな映画であったことを報告しておきます。
和歌山県人でないと理解し得ないのかもしれません。
ちなみに、