2018年4月  春とはいえ初夏のような陽気

大和路散策計画を実施中ですが、郡山はまだ足を踏み入れたことがなく、一度行ってみたかったところです。

郡山は、金魚は有名ですが古い町並みも残っていると聞いています。

郡山高校はときどき高校野球で甲子園に出場していた記憶もあり、紀和大会が行われていたころには和歌山代表と対戦した記憶もあります。

アクセスは、大和路快速でJR天満駅から直通。約50分で、710円の距離。

朝9時33分の大和路快速に乗る。10時半ころには到着。

駅前はごく普通

城跡の方に向かっていくことにしました。

こじんまりとした感じの町かな。

落ち着いた感じの通りが続いていくが、昔ながらの店が並んでいて、昭和の香りが漂っていそうです。


 

 

昔おチュウが育った町にも、このようなほうきなどを置いている店があった。

懐かしい!

 

 

桜は散り始めのところが多い。

由緒ありそうな神社の前を通る。結婚式場もやっているようだ。

残念ながらここが何という神社なのか不明。

 

郡山といえば金魚の町である。

いろんな金魚グッズを置いた店がありました。

ときどきテレビに登場するこの駄菓子屋風の店ですが、隣には金魚すくいも常時やっているようです。

おばちゃんが客そっちのけで、子供たちに金魚すくいの方法を教えており、店に戻ってこない。

ここで金魚すくい選手権も行われているようだ。

懐かしい金魚のブリキのおもちゃがあったので買う。

さらに進む。

道の真ん中に溝があり、小さい橋でつながっている。

車一台なんとか通れる幅だが、けっこうなスピードで走っている。

人は当たり前のように歩いているが 、慣れている感じ‥‥

やはり金魚の町である。

どこを歩いても金魚の影がついて回る。

さりげなく水槽があり、金魚が ‥‥

さらに行くと、広い道に出た。

右方向にこんもりした林のような場所があり、桜の花が咲いているようだ。

おそらく城跡だろう。

踏切があり、子供たちがやってきた。

第58回お城まつりと書いてある。

ちょっと覗いてみることにした。

 

けっこうな人盛りで、当地では有名なイベントであることがうかがわれる。

桜はもう満開を過ぎていたが、堀に浮かぶ花びらが風情を醸し出している。

かなり屋台が出ている。

城の前には郡山高校があった。

かつて冒頭で述べた高校野球で名をはせた学校である。

 

お城まつり本部席とあり、第三十六代女王卑弥呼というタスキをかけた女性が立っていた。

ほとんど意味不明だが、ミスなんとかなのだろうか?

 

お城まつりはこの辺にしておき、次へ。

当然城跡なので城はない。 😆

下って行くと古びた通りがあり、昭和感が漂っている。もう平成も終わろうとしているが、ここはいつまでもこのような哀愁の漂う街なのだろうか。

町はずれに行くと突然視界が開けて、一面が水を満たした池のようなところが ‥‥。

もちろんこの一帯で金魚を養殖しているのだが、あまり水は澄んでいない。なかなか金魚の群れを確認しづらい。

 

近鉄が走っている。

のどかな日和、静かだ。

畦道を少し歩いてみることにした。

 

子供のころ見た雑草が変わらず咲いている。

名前は良く知らないが、見覚えのある花が咲いている。

田んぼは耕されている。もう少しすれば水が入り田植えが始まるのだろう。

ずっと何百年もの間続いてきた農作業が今年も繰り返されていくはずだ。

街中に戻った。

柳町商店街なる通りに入った。

古くからの商店街であることはすぐにわかる。

人影はない。商店もちらほらといった程度か?

対照的に昔ながらの家が建ち並んでいる。

大体これで街を回ったことになるが ‥‥

印象としては、こじんまりとした町である。

金魚が売りだが、それ以外にはあまり目に付いたものは見当たらなかった。

ただし、だからこそ金魚を大事にしているのだろう。

町の人は穏やかな気性なのだろう。雰囲気が伝わってきた。ゆっくり時間が流れている町であった。