テレビチャンネル片手に振り返る
番組を変えようとして指先に力を入れる‥‥あれ?
どうやら電池切れか? 😳
ストックはもうなかったかもと落胆気味のおチュウ
チャンネルの電池がなくなるなんて滅多に無いしね
なんとかならないかとじっと見ていると、使っていないボタンもけっこうあることに気付く
音声切り替え、入力変換、CS、ホーム/メニュー、それに‥‥
これだけ見た目シンプルでも、なんのために押すのかよくわかっていない箇所がいくつも存在している
しかし、ふと気付く 🙂
テレビ創成期はリモコンチャンネルなんてもちろんなかった。
テレビ本体に数字だけの丸いチャンネルがはめ込まれていて、ガチャガチャ回して番組変えていたし‥‥
考えてみれば、あの頃それ以上の機能もなかったなあ
まあ単に番組を見るだけだったからね
あの頃のテレビは、白黒画像で、でかい箱形で、中にはすぐ切れる真空管が入っていて‥‥
山間の実家では電波状況がすこぶる悪くて、NHKともう一局ぐらいしかまともに映らなかった。
屋根にはデカいアンテナを取り付けていたんだけど、それも不安定で台風の時は向きが変わって映らなくなったりした。
でも、当時はそんなもんだと思っていた。
すごいと思うのは、とにかくテレビという箱さえできてしまえば、これをデコレートする機能を考えつく人がわっと押しかける。
その結果、数十年経てば目の前にこのチャンネルが横たわっていることにもなるんだけど、電池がなくてもよくなるのはその次の段階?