淀川河川敷に点在する巨石
淀川の毛馬・長柄辺りに巨石がいくつも転がっているのです。
秀吉の大坂城築城の際、石垣用に全国から巨石が水路運ばれてきて、不運にもこの辺りで水没してしまった石だと伝わっています。
目的を達成する直前に頓挫したため、残念石と呼ばれています。
ところが、先日NHKの歴史探偵を見ていると、大坂冬の陣で秀頼が淀川の堤を決壊させ、大阪城周辺を水没させることにより徳川軍に対抗したのだとか
それに対して、家康は長柄のこの辺りに新たに堤を作り溜まった水を逃がしたのだとか
そして、現在長柄に点在するの巨石はその時の名残だというのです。
つまり、おチュウの目前にゴロゴロしている巨石は、少しも残念ではなく目的を果たした石だというわけですね。
日ごろは残念石だと思って多少不憫さを感じていたのですが、ちっとも残念じゃなかった!
まあ今となってはどうでもいい話ですが、
少しばかり巨石を見る目も変わってしまったということです。
但し、あくまで説ですから今後新たな発見があるかもしれませんが……