未知なるものへの憧れ
先日梅田の百貨店で休んでいると、天井にUFOが!
そんなわけありませんが、頭上に円形のものがあるとついついそっちの方と結びつけてしまう癖があります。 😀
なぜかと言えば、子供のころから未知なるものへの憧れが強く、空飛ぶ円盤なんて絶対にあると信じる人でした。
UFOに留まらず、雪男や原人の類いに古代遺跡関連やオーパーツなど……
わくわくしながら資料を眺めたりしましたが……
たとえば、重機の存在しない古代にどうして巨石を寸分違わぬように移動させ接着させたのかとか、
水晶で出来た精密なドクロがなぜ存在するのかとか、
一万年も前の地図に南極大陸が正確に描かれているのは……など、過去に思いを馳せたりしておりました。
しかしながら、それは現代科学でも解決不能がゆえにロマンを感じるのであって、
理屈で説明されてしまうと、ふーん、そんなものかと、
途端に熱が冷め興味を失ってしまうものです。 🙄
分からないから面白いという、しごくもっともな人間心理でした。
で、やはりいつになっても色あせないのは空飛ぶ円盤です。
アメリカにUFOが墜落し宇宙人が回収されたとか、その技術を元にその後R51でUFO研究が行われているとか……
けっこう眉唾物ゆえの面白さもあり、熱中したものです。 😀
しかし、あのころからすでに半世紀は経過しているものの、依然として人類は空飛ぶ円盤を作ることが出来ず、実在するかどうかも定かではありません。
いや、UFOや宇宙人は存在すると主張する団体もありますが、信用するに値するデータについては、まだまだと言わざる終えないでしょう。
UFO写真なんていくらでも存在しますが、画像処理技術の進歩でリアルな写真に仕立て上げることも可能な昨今です。
そういう意味で科学の進歩は、一方では未知なるものの正体を暴き証明しましたが、
他方で自らの技術を利用し変なものを人為的に作り出してしまい、人心を惑わすという余計なこともやっているのです。
それは、素朴に未知なるものに憧れる少年の心を蝕むものであってはなりませんよね。 😉