イタチの世界はすぐ隣に
先日町内を歩いていると、住宅の境目から鳴き声が聞こえてきました。
狭い隙間があるようです。
丁度電柱が一本立っていまして、目隠しになり隙間が見えずらいのです。
子猫か……
しかし、鳴き声は明らかに違う
息子がのぞき込むと変わった小動物が鳴き叫んでいると……
私ものぞき込むと、イタチの親子が鳴いているのです。
境目に挟まってしまったのではなく、狭い空間で生活しているようでしてね。
訳ありのようですが、我々には知る由もありません。
しかし、鳴き声がなければ何事もなく通り過ぎていたでしょう。
町のど真ん中、イタチの世界が共存している。
人から見れば別の社会がすぐ隣に存在していて、
同時並行で時を刻んでいることにある種の不思議を感じたのですが……