おっさん的習性

手書きのお品書きが目の前にあるカウンター席に一人佇み、

本日はどれにしようかなと……

この雰囲気に長年慣れ親しんできたおチュウですから、

たとえシニアとなった今でも妙に落ち着くのです。

いわば心の随まで染み込んだ飲み屋の雰囲気とでもいいましょうか!

たとえ、若いころに比べ明らかに酒量が減っていようが、

お品書きのほんの一部しか食べられなくなった現在でも、

もはや体質化された居酒屋の雰囲気に身を委ね、

ひとときの幸せに浸るのであります。