寿司は情報を聞き目で見て味わう
先日息子の誕生日ですし屋で食事会をしたのです。
つまり四十歳の節目の誕生日ということで、息子家族のお招きを受けまして、
場所は高級寿司店!
おチュウはじめ家族は、どちらかといえば回転寿司的形体の方が馴染みがある方なので、
高級と回転の違いは端的にどういうことなのかということですがね。
ネタの質は当然ありますが……、それは最初からわかっていまして、価格にも反映されているわけです。
同一価格であれば、お腹に入る量も当然異なるわけで……
すると、どうやらそれだけではなく、まずネタの出所、起源など懇切丁寧に説明があり、それぞれの寿司にマッチした器の芸術性、さらにはネタの特性に応じた調理法ですね。
ですから、すべて一律ではなく個々の寿司に個性が感じられる。
でも残念ながら、腹が減っている場合ネタの情報も調理法も芸術性もなかなか深く理解する前に口の中に入りがちなのはいうまでもなく……
終わってからもう少しじっくり味わえば良かったとかね。
後からおいしさがくるような感じですかねえ。
むろん、回転系には数をこなせるというアドバンテージはありますがね。